ミラノの Duomo は,どの観光案内誌でも,絶賛されていて,ゴチック建築の大傑作で,135本もの尖塔が点に延びているという。14世紀から19世紀までかかって,作られたということです。

階段で,その屋上へ登ってみました。細工の委細が良く見えました。ミラノの街もよく見えました。

Duomo 前の広場も日曜の朝で,人も少ない時でした。
別の曜日に来たら,この前の広場は凄い人込み!!  流石,絶対の観光名所っていうか,落としてはならない処のようです。
行った時期はドイツでの2006サッカーワールド杯の最中で,TVで見てると,この Duomo 前の広場で,イタリアの試合の時には,大観衆が集まって,モニターを見ていたようです。
上の右端で後姿で駆けているのは,積水の高橋君です。
しかし,この意匠を一つひとつ作り上げていったというのは,想像を絶する・・・処です。
空は青く拡がっていましたが,少し霞みがち・・・アルプスの山々までは,見えませんでした。
「すごいなぁ」ってのしか出てこない感じでした。人の手はここまでやるのですよね!って感じです。あるいは宗教の力というか・・・・勿論,日本でも大きな伽藍の宗派の総本山のような寺院や,あるいは,神社などでもありますけれど。

Duomo の中は,ステンドグラスやフレスコ画,タペストリィなどがありました。勿論,その広大さに薄まることのない敬虔な雰囲気が張り詰めていて,切れるようでした。

さて, Duomo もやっぱり,息を呑む感じです。正面が工事中なので,全体像が少し妨げられる印象ですが,でも,それでも,凄いって感激でした。
前の広場には,何か銅像があります。また,周囲の建築もなかなかのものです。
っていうか,少なくとも日本では目にしないような様式の,それもその当時からの建築が残っているということですね。


この億が,エマヌエーレ2世のガレッリアに続きます。


2006.6/13-22 Milan /ICOH top へ